ワイヤーハーネスを解説してみます

ハーネス

私、この業界は未経験で携わり始めましたので、まだワイヤーハーネス初心者・・・かもしれないんですね。
毎日携わってるので、だいぶと憶えましたが、それでもまだまだ職人と呼ぶには遠いですね(汗)

さて、そんな私がワイヤーハーネスのことを少し楽しい雑学を交えて紹介してみようと思うんですね。

ワイヤーハーネスの語源

いきなりうんちくなんですが、ワイヤーハーネスには語源があるみたいなんですね。
所説あるみたいですが、元になる言葉があるとか、ないとか・・・。

人が馬に乗ったりする時に使うために、馬の身体につけるバンド類をハーネスと言うんですね。
人が高所に行ったりする時、身体につけてるバンド類も同じくハーネスと言うんですが、同じ言葉ですよね。
んで、そのハーネスに針金や電線などのワイヤーをあわせてつくった言葉だそうなんですね。
見た目も似ていたから、ハーネスという言葉が使われた・・・とも言われるようですが、実際のところはよく分かっていません。

Twitterにアップされている画像です。

人の身体につけるハーネスはこんな感じです。

Googleの画像検索です。

まぁよく似てますよね!(笑)
いやまぁ、普通人の感覚で”あり”か”なし”かで言えば、”なし”よりの”あり”という感じですかね。
似てるかどうか・・・かなり微妙のような・・・。

ともあれ、そういう語源があるかもしれないということなんですね。

ワイヤーハーネスの役割

ワイヤーハーネスは、電化製品の血液や神経と言ったような役割があります。
ワイヤーハーネスが切れると、電気信号がいかなくなるので、製品が動かなくなります。

人も同じくで、神経が切れてしまうと、身体が動かなくなってしまいます。

どんな電化製品にでもワイヤーハーネスはついています。
電気信号を送ったりすることが役割なので、ワイヤーハーネスがないと電化製品は動きません。

昨今の車やバイクも電気による制御が多分にあるので、車やバイクでも大量のワイヤーハーネスが使われています。

昔の車やバイクでもワイヤーハーネスは使われていましたが、今の車やバイク程のワイヤーハーネスは使われていませんでした。

車のドアやエンジン部分は、外からは見えませんが、中が見えるように分解すると、ワイヤーハーネスがあちこちにまとめられて通っています。
バイクも同じくで、シートやタンクの外から見えてない部分を開けてみると、ワイヤーハーネスだらけです。

最近の車一台で2,000本くらいのワイヤーハーネスが使われており(それ以上に使われている車もあります)、3,000m以上もの長さになるようなんですね。
すげー!\( ˆoˆ )/

車やバイクだけではなく。ワイヤーハーネスは今も昔も、一般的に使われている多くの製品で使われる重要な役割を持ってるパーツなんですね。

個人的な予測といいますか、個人的に思ってることなんですが、近い将来、ワイヤーハーネスは有線ではなく無線になる部分も出てくるんじゃないかなぁ・・・なんて思ってます。
いや、知りませんけど、そんな気がします。

インターネットの回線の話ではないんですが、同じような進化があっても不思議じゃないかなぁと思いました。

話が少し飛ぶ感じになるんですが、Instagramの新明和工業社さんのアカウントに「自動電線処理機」の写真がアップされていました。
1956年の製品だそうです。
ワイヤーハーネスも色んな歴史があるんですね。

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【産機システム事業部の主力製品「自動電線処理機」の軌跡】 1枚目: #1956年 に誕生した #ワイヤーストリッパー (#自動電線処理機) #初号機 2枚目:ワイヤーストリッパーの組立の様子(当時) 3枚目:現在の自動電線処理機 #高度成長期 #ワイヤーハーネス #産機システム事業 #線処理システム #TRD701 #industrialmachinerysystems #automaticwireprocessors #wireprocessing #周年記念 #創業100周年 #新明和歴史写真館 #モノづくりの歴史 #新明和工業 #新明和 #ShinMaywa #モノづくり #メーカー #製造業 #社会インフラを支えています

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利用用途によって変わる形や素材

ワイヤーハーネスって、言わずとも、利用用途によって形や素材や大きさに違いが出てくるんですね。

例えば、暑さに耐久性のあるワイヤーハーネスや、狭いところや幅のないところに収納して張り巡らす薄いワイヤーハーネス。
多少の水が入ってきても大丈夫のような設計をされたワイヤーハーネス。
多種多様なワイヤーハーネスがあるんですね。

例えば、クーラーや冷蔵庫のような所定の位置に置いて動かさない製品もあれば、車やバイクのように環境が大きく変わるところを移動する製品とでは、やはり用途が大きく違いますし、同じワイヤーハーネスをそのまま利用するわけにはいきませんよね。

そういった背景があり、各製品ごとにしっかり設計されたワイヤーハーネスを作製することが、製品の寿命を延ばす上でもかなり重要なことになってくるんですね。

手前味噌にはなるんですが、PRONVは、この設計の部分において手間をかけずしっかり設計することができるようなフローになっていることも、PRONVの自慢の一つなんですね。\( ˆoˆ )/

締め

いかがでしたでしょうか、ワイヤーハーネスとは何ぞや?・・・少しは見えてきましたでしょうか?

最後の最後に、少しPRONVの自慢を挟んでしまいましたが、それはそれでご容赦いただきたく思っておりまして・・・。
と言いますか、PRONVのPR動画もありますので、是非、ご覧くださいね。

では、皆さん良い一日を!\( ˆoˆ )/